【阪神】ミスを逃さないのも首位の強さ 3回ノーヒットで2点、中野拓夢が先制犠飛「最低限の仕事」
日刊スポーツ 2025年08月13日 23:19:51
<広島0-2阪神>◇13日◇マツダスタジアム
阪神打線がノーヒットで2得点を手にした。
0-0で迎えた3回の攻撃で、先頭の高橋が三ゴロ失策で出塁。続く近本の一ゴロも広島モンテロが後逸し、無死二、三塁。ここで2番中野が先制の右犠飛を放った。
「いただいたチャンスでもあったので、なんとか先制点が欲しい中で。最低限の仕事だったのかな」。大きな当たりで投手の高橋を悠々と生還させた。さらに1死三塁で迎えた森下の打席で、今度は大瀬良が暴投。この回まで無安打ながら全得点が入った。
相手のミスを逃さないのも首位の強さだ。中野は「ヒット、ヒットってなかなか簡単なことじゃない。モノにできるかできないかで試合の勝敗は大きく変わると思うので、そこは良かった」と振り返った。広島は5安打を放ったが、阪神は打率2割9分1厘で首位打者に浮上した近本、坂本のわずか2安打。独走優勝への勢いを感じる白星だ。
情報提供元: 日刊スポーツ