広島対阪神 セリーグ新記録となる39試合連続無失点を達成した阪神石井(左)は藤川監督と写真に納まる(撮影・岩下翔太)

<広島0-2阪神>◇13日◇マツダスタジアム

阪神が今季24度目の完封勝ちを収め、2位巨人も敗れたため優勝マジックを26に減らした。

先発の高橋遥人投手(29)が、5回まで無完全投球を見せ、7回69球、4安打無失点で今季2勝目。藤川球児監督(45)は「本当に高橋がよく頑張ってくれましたね。素晴らしかった」とねぎらった。

また、9回に登板した石井大智投手(28)は最終回を無失点で締めて、西武平良に並ぶプロ野球記録の39試合連続無失点を達成。自身も38試合連続無失点の記録をつくった指揮官は、石井が中継ぎとして優れている点を問われ「ただ単純に、日々を丁寧にやってるからだと思います」とたたえた。

この日の2得点は犠飛、相手の暴投によるもの。6回2死二塁の守備では、中村奨に左前打を許すも、左翼高寺、小幡遊撃の好連係で本塁タッチアウトと守り勝った。「うちの今のレフトの守備の良さというものは、非常に大事なところですから、いいところで出ましたね」と選手たちの好プレーを喜んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】39試合連続無失点の石井大智に記録抜かれた藤川監督たたえる「日々を丁寧にやってるから」