西武対ソフトバンク 西武先発の松本(撮影・足立雅史)

<西武3-5ソフトバンク>◇13日◇ベルーナドーム

西武は首位ソフトバンクに初回の大量失点が響いて、中盤以降追い上げる粘りをみせたがあと1歩及ばなかった。

今季初先発の松本航投手(28)は初回から強力打線につかまり、一挙5失点。2回以降は立ち直り、5回まで0を並べたものの、初回の失点が決勝点となった。「初回先頭打者への四球から相手打線につかまってしまい、本当に申し訳ない気持ちです。相手打線を止めることができませんでした」と振り返った。

打線は5点を追う展開からスタート。上沢に5回1死まで無安打に封じられたが、7月加入の新助っ人のJ・D・デービズ内野手(32)が中堅フェンス直撃の二塁打を放ち、ノーヒットノーランを阻止。山村が四球でつなぐと、1死一、二塁から長谷川の三塁手強襲の左前適時打を放ち1点を返した。

さらに6回、先頭の外崎が三塁内野安打で出塁。滝沢が四球でつなぎ、無死一、二塁から渡部聖の右前への当たりを一塁手山川が好捕するも、トスが乱れて二走が生還。続く無死一、三塁からネビンの遊ゴロ併殺打の間に3点目を挙げ、2点差に迫った。

救援陣の無失点リレーで流れを呼び込んだが、反撃はここまで。打線の奮闘も及ばず、惜敗を喫した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】重すぎた初回5点…粘りみせるも首位ソフトバンクに惜敗、松本航の初回失点響く