【データ】創成館・奥田晴也６回ノーノーで交代 夏の大会で先発６回以上無安打で継投した例は…

創成館対神村学園　創成館先発の奥田（撮影・小島史椰）

＜全国高校野球選手権：創成館1－0神村学園＞◇13日◇2回戦◇甲子園

創成館（長崎）の背番号11、奥田晴也投手（3年）が6回無安打無失点で交代した。

サイドスローからテンポ良く打ち取った。6回まで4四死球も、打たれた安打は0。130キロ台の直球に、スライダーを織り交ぜ、凡打の山を築いた。強打の神村学園（鹿児島）を相手に堂々の投球を披露した。0－0で迎えた7回1死に9番打者で打席が回るも、代打を告げられてベンチに下がった。

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◆創成館・奥田が6回無安打のまま降板。夏の大会で先発投手が6回以上無安打のまま継投した主な例では、54年中山俊丈（中京商）が準々決勝の三原戦で6回まで14－0と大量リードしたため休養のため降板。33年楠本保（明石中）が2回戦の水戸商戦で6回降板、2番手の中田武雄も3回を無安打に抑え継投のノーヒットノーランを達成した例などがある。