健大高崎対京都国際 京都国際に敗れアルプススタンドへあいさつし引き揚げる健大高崎・石垣元(左から3人目)らナイン(撮影・加藤哉)

<全国高校野球選手権:京都国際6-3健大高崎>◇13日◇2回戦

初の夏制覇を目指した昨春王者の健大高崎(群馬)が、早くも大会を去ることなった。昨夏王者の京都国際との前年度王者対決が初戦で激突。第1試合から外野席を埋め尽くす観客が入ったが、昨夏優勝投手の西村の前に屈した。

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主将の加藤大成内野手(3年)は1安打3出塁と気を吐いたが、初戦敗退に「相手の力が一枚上手だった」と冷静に振り返った。新チームから主将を任されたが、当初は不安だった。他の選手と同じ目線で引っ張っていく主将像を確立し、春夏連続の甲子園へ導いた。チームは夏5度目の出場で、初戦敗退は初めて。「もっともっと野球がしたかった」と悔しさをにじませた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】健大高崎・加藤大成主将「相手の力が一枚上手。もっと野球したかった」夏初の初戦敗退