「本当に素晴らしいホームラン」失意のベシアが大谷翔平を称賛「自分もすごく良い気持ちで…」

ドジャースのアレックス・ベシア（2025年撮影）

＜エンゼルス7－6ドジャース＞◇12日（日本時間13日）◇エンゼルスタジアム

ドジャースのアレックス・ベシア投手（29）が、失意の中でも大谷翔平投手（31）の4戦連発をたたえた。

5－5の9回、大谷翔平投手（31）が43号ソロを放って勝ち越しに成功。値千金の1発は、打球速度114・8マイル（約185キロ）、飛距離404フィート（約123メートル）、角度は29度だった。

ベシアは勝利ムードが漂うその裏に登板。先頭レンヒーフォに安打を許すと、続くオハピーには四球。犠打と申告敬遠で1死満塁とすると、シャヌエルに同点の犠飛を許した。続くトラウトにも四球を与えたところで、ベン・カスペリアス投手（26）にマウンドを譲った。

チームは延長タイブレークの攻撃で無得点。その裏にカスペリアスがサヨナラ打を浴びた。

ベシアは「本当に悔しい。言葉が見つからない」と意気消沈。「大谷の本塁打の後に登板することは特別か」という質問には「本当に素晴らしいホームランでした。自分もすごく良い気持ちでマウンドに上がったんですけど、崩れてしまいました」と言葉を絞り出した。

今季はチームトップタイの56試合に登板して2勝2敗、防御率2・76。