エンゼルス対ドジャース 9回表ドジャース無死、ソロ本塁打を放ちナインに向かってポーズを決める大谷(撮影・垰建太)

<エンゼルス7-6ドジャース>◇12日(日本時間13日)◇エンゼルスタジアム

ホワイトソックスなどでプレーしたA.J.ピアジンスキー氏(48)が、米ポッドキャスト番組「Foul Territory」に出演し、ドジャース大谷翔平投手(31)と代理人のネズ・バレロ氏(62)がハワイの不動産開発プロジェクトを巡り提訴された事案に言及した。

ハワイ州の巡回裁判所に8日に提出された訴状によると、大谷は23年に2億4000万ドル(約348億円)の高級住宅建設プロジェクトに広告塔として参加する契約を結んだ。その後バレロ氏が開発業者ケビン・J・ヘイズ氏、仲介業者マツモト・トモコ氏に対し度重なる譲歩を求め、不動産投資会社「キングスバーン・リアルティ・キャピタル」に、両者を取引から外すよう求めた。同社が先月、事業から外すと2人に通告したと主張している。

大谷はハワイで開発中の富裕層を対象とした「マウナ・ケア・リゾート・ザ・ビスタ」プロジェクトで、最初の入居者として記載されていた。訴状は、バレロ氏が原告側による大谷の肖像権などの悪用があったと訴えたと説明した上で「根拠がない」と反論。バレロ氏らが「権力を乱用している」と批判した。

ピアジンスキー氏は「真相は分からない」と前置きした上で、「誰かから悪いアドバイスを受けているのではないか。スポンサーを何でも受け入れる必要はない。もしかしたら、注目を集めようとしている不動産グループなのかもしれません」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平は「誰かから悪いアドバイスを受けているのでは…」代理人と提訴事案に米番組も注目