【日本ハム】新庄監督「絶好調じゃないですか」期待のイースタン“打撃3冠”大砲候補を1軍招集
<日本ハム-ロッテ>◇13日◇エスコンフィールド
日本ハム有薗直輝内野手(22)が再昇格した。今季は初昇格した5月3日から3試合連続でスタメン出場も9打数無安打、5三振で降格となっていた。「前半戦も上がらせてもらって、結果は出なかったんですけど、絶対後半戦にもう1回上がってくるって気持ちでやってきました。首位争いしているんで、しっかり貢献できるようにやっていきたい」と意気込んだ。
イースタン・リーグでは12日現在で打率(3割1分4厘)、本塁打(16)、出塁率(3割9分3厘)でトップ。打点(51)は2位と異次元の数字を残している。9日巨人戦(鎌ケ谷)では2打席連続本塁打も放っていた。その翌日の10日には、新庄剛志監督(53)も「有薗君、絶好調じゃないですか。タイミングの取り方がいいですね、今は。今のメンバーで有薗君…調子がいいときに見たいですからね」と話していた通りに、再び1軍へ呼び戻した。
有薗はプロ1年目に1軍デビューを果たして以降、通算8試合出場で22打席に立っているが、まだプロ初安打はマークしていない。「1軍から落ちて調子をちょっと崩しちゃったんですけど、そこで小田コーチとか横尾コーチとかと話して、タイミングの取り方とかポイントとかをしっかり修正してこられた。今は、いい感じです」という高卒4年目の大砲候補が、通算4度目の昇格で結果を出せるか、注目だ。