【甲子園】新庄監督「優勝旗コラボ案」に同級生の西日本短大付・西村監督「その気にさせる」
西日本短大付(福岡)が13日、同校OBで日本ハム新庄剛志監督(53)の「優勝旗コラボ案」に勇気をもらった。
新庄監督は以前、報道陣に「ファイターズが優勝したら(ペナントを西日本短大付がある)八女に持っていきますよ」と宣言していた。
今朝、その記事を目にした西村慎太郎監督(53)は「できる、できないじゃなくてね。『よし、やってやろう!』ってなるよね」。新庄監督と高校時代の同級生で「あいつ(新庄監督)のコメントって人をその気にさせる。俺自身も、子どもたちも」と話した。
チームは9日の弘前学院聖愛(青森)戦で延長10回タイブレークの末、4-3で初戦突破を決めた。試合後、先制2ランを放つなど攻守で大活躍した山下航輝捕手(3年)は日本ハムと「アベック優勝したい」と口にしていた。新庄監督も後輩の意気込みを知ると、「いいね、いいっすね」と笑顔で応じていた。
この日、チームは15日の聖隷クリストファー(静岡)との2回戦に向け、兵庫県内で約2時間の練習を行った。練習を終え、新庄監督の反応を記者から伝えられた山下は「いや~。うれしいですね。めちゃくちゃ力になりますし、『やってやろう』ってなりますよ」と感激していた。
また、新庄監督は「選手たちに必要なものを贈りました。(西村)慎太郎には言ってないです」と、差し入れをしたことを明かしていた。ただ、西村監督は「聞いてないですね」と笑顔を見せ「(贈り物は)何やろうね」と楽しみにしていた。