大谷翔平、まさかのトリプルプレーでチャンス消滅 遊撃手ネトがライナー捕球からファインプレー
<エンゼルス-ドジャース>◇12日(日本時間13日)◇エンゼルスタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が、4戦連発の43号をかけて「1番DH」で出場した。
1回の第1打席は、右腕メデロスと対戦。フルカウントから外角のツーシームを見極め、四球で出塁した。
大谷はベッツの死球とフリーマンの右飛で三進。T・ヘルナンデスの適時打で先制のホームを踏んだ。
第2打席は3-3の2回2死、3ボールから外角のツーシームを見極め、2打席連続の四球で出塁した。続くベッツは空振り三振に倒れた。
第3打席は3-5の5回1死で、左腕チェフィンと対戦。カウント2-1から内角高めのツーシームに差し込まれ、一飛に倒れた。
第4打席は5-5の6回無死一、二塁で、左腕バークと対戦。カウント2-2から外角の直球を二塁ベース付近へ打ち返すと、遊撃手ネトがダイレクトで捕球した。ネトはすぐに二塁ベースを踏み、一塁へ送球。二走ロハスと一走ラッシングが戻りきれず、まさかのトリプルプレーとなった。
今季は試合前時点で打率2割8分4厘、メジャー2位タイ、リーグトップタイの42本塁打、78打点、17盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.013とした。
投げては8試合に登板して0勝0敗、防御率2・37。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。
前回登板の6日(同7日)カージナルス戦では、今季自己最長の4回を1失点8奪三振だった。
次回登板は13日(同14日)、古巣エンゼルス戦を予定している。