【甲子園】健大高崎・石垣元気155キロも初戦敗退「プロ1本で行こうと思います」土持ち帰らず
日刊スポーツ 2025年08月13日 11:32:01
<全国高校野球選手権:健大高崎3-6京都国際>◇13日◇2回戦◇甲子園
スピードキングの夏が終わった。今秋のドラフト上位候補の健大高崎(群馬)の最速158キロ右腕の石垣元気投手(3年)は3点を追う7回から登板。「本当に苦しい展開で、自分が3人で抑えようとマウンドに上がりました」。最速155キロと自己最速超えはならなかったが、リードを許す展開で2イニング無失点に抑えた。
試合に敗れた後は涙はなかった。「悔しいという気持ちもありますが、自分自身は楽しめたんで。2年半やりきった思いが強かったんで涙はなかったです」。甲子園の土は持ち帰らず大会を去る。「プロの舞台でもやることがあると思うので、土は必要ないかなと思いました」と話し、今後は「プロ1本で行こうと思います。先発完投できるような日本を代表するピッチャーになりたい」と力強く言い切った。
情報提供元: 日刊スポーツ