2025年8月12日、釜本邦茂さんの通夜に訪れ、取材に応じる前園真聖氏(撮影・上山淳一)

元日本代表MFでタレント活動も行う前園真聖(51)が、13日までに自身のインスタグラムを更新。10日に81歳で亡くなった釜本邦茂さんの通夜に参列したことを報告した。

12日に大阪府内の斎場を訪れた前園は「釜本さんに会いに行ってきました。サッカー教室やイベント、番組などでたくさんご一緒させていただきました。豪快で少しせっかちですが、いつもお会いすると気遣ってもらい優しく接していただきました」と投稿。「96年のアトランタ五輪は、釜本さんらが出場したメキシコ五輪以来、28年ぶりに出場した大会でした。本大会に向けてメキシコ五輪の映像を何度も見ました。そのゴールシーンには必ず釜本さんがいました。そんな偉大な方と引退してから一緒にボールを蹴れたことは、僕にとってはとても幸せなことでした。釜本さん、たくさんお世話になりありがとうございました」と続け、感謝の思いをつづった。

12日に営まれた通夜に参列後、取材に応じた前園は、アシスタントとして参加した「釜本サッカー教室」での思い出を振り返り、「サッカー教室で走るのは僕なんですけど(笑い)、キックは本当にお上手だった。『インステップで狙ったところに蹴ればいいんだよ』っていうのをそのまま体現して子供に教えていたのには本当に驚かされたし、現役時代の映像をそのまま見ているようだった」と話していた。

また最後は「釜本さんの思いは胸に刻みながら、どういう形でもサッカーを広めていく活動をこれからやっていきたいということと、本当にありがとうございましたということを伝えました」と思いを伝えたことを明かしていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 前園真聖、釜本邦茂さんに感謝「偉大な方とボールを蹴れたのは幸せなことでした」