【甲子園】昨春王者の健大高崎が初戦敗退 県大会5試合で3失点の投手陣が京都国際に打ち込まる
日刊スポーツ 2025年08月13日 10:16:59
<全国高校野球選手権:健大高崎3-6京都国際>◇13日◇2回戦◇甲子園
初の夏制覇を目指した昨春王者の健大高崎(群馬)が、早くも大会を去ることなった。
昨夏王者の京都国際との前年度王者対決が初戦で激突。第1試合から外野席を埋め尽くす観客が入ったが、昨夏優勝投手の西村の前に屈した。
群馬大会5試合でわずか3失点に抑えた盤石の投手陣が崩れた。先発の下重賢慎投手(3年)が3回4失点。4回途中から昨春のセンバツV左腕の佐藤龍月投手(3年)がマウンドに上げたが、5回、6回と1点ずつ与えリードを広げられた。
試合前に青柳博文監督(53)が「しっかり守らないと勝てないと思いますから」「3点勝負」とポイントに据えたが、序盤から自慢の投手陣が崩れゲーム展開を難しくさせた。
3点ビハインドの7回からは最速158キロ右腕の石垣元気投手(3年)が登板し、150キロ台の直球を投げ込みアウトを重ねた。流れを呼び込む気迫の投球も実らず、初戦で幕を閉じた。
情報提供元: 日刊スポーツ