東大阪大柏原対尽誠学園 力投する尽誠学園先発の広瀬(撮影・小島史椰)

<全国高校野球選手権:尽誠学園3-0東大阪大柏原>◇12日◇2回戦

尽誠学園(香川)のエース左腕、広瀬賢汰投手(3年)が、長打を許さず6安打無四球で東大阪大柏原を完封した。

香川県勢の夏完封勝ちは、92年に同じ尽誠学園の渡辺隆文が1回戦の帝京戦、2回戦の能代戦、準々決勝の広島工戦で3度記録して以来33年ぶりとなった。

攻撃は0-0で迎えた5回2死走者なしから二塁打、申告故意四球で好機を作り、2番木下立晴外野手(3年)の左前適時打、四球を挟み4番広瀬の左前2点適時打で3点を先行。甲子園では23年ぶりの白星となった。

◆広瀬賢汰(ひろせ・けんた)2007年(平19)4月16日、大阪府生まれ。小学1年から「野田サザンファイターズ」で投手としてソフトボールを始め、堺・野田中では「堺初芝ボーイズ」に所属。尽誠学園では1年秋からベンチ入り。50メートル走6秒5。遠投100メートル。高校通算5本塁打。左投げ左打ち。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】尽誠学園エース広瀬賢汰が無四球完封 香川県勢では92年渡辺隆文以来33年ぶり