山本由伸8敗目「先頭から本塁打を打たれて…実力不足」今季ワースト6失点、流れ引き寄せられず
<エンゼルス7-4ドジャース>◇11日(日本時間12日)◇エンゼルスタジアム
ドジャース山本由伸投手(26)は立ち上がりでつまずき、今季8敗目を喫した。
エンゼルスタジアムで初先発。先頭の好打者ネトへの初球、外角への直球を狙いすまされたように捉えられた。「先頭から本塁打を打たれて、そこから四球を出してしまって。回を追うにつれてリズムをつかんでいきたかったんですけど、うまく乗り切れず。本当に実力不足だなと感じます」。流れを引き寄せられなかった。
2回から4回まで無安打で立て直したが、5回につかまった。無死満塁とピンチを広げ、3番トラウトと対戦。「対戦する前に1度タイムを取って、しっかり話し合って向かっていけたので。そこは頭の中もしっかり整理されてましたし、思い切って投げていけた」。それでも、内角へのスップリットを右前に運ばれ、痛恨の追加点を奪われた。
5回途中、今季ワーストの6失点。球審の判定が不安定な場面もあり、5四球と乱れた。「ジャッジ(判定)がどうだからっていうのはないですし、いつも通りストライクゾーンをめがけて投げました」と淡々。通常より長い中7日の登板間隔で臨んだが、結果につなげられなかった。