【日本ハム】山崎福也 勝負どころで“猪木顔”の高校球児に興味 13日ロッテ戦では…
13日ロッテ戦(エスコンフィールド)に先発する日本ハム山崎福也投手(32)が“燃えすぎない闘魂”で連敗ストップを狙う。12日は、エスコンフィールドで、ブルペン捕手と向き合い、何度も自身の左腕の振りをチェック。力感なく力強いボールを放り込むイメージを、詰めた。前カードのソフトバンク3連戦3連敗で首位とゲーム差4。巻き返しへの一戦へ「チームが勝てるように。いいピッチングができるように」と、気持ちを高ぶらせた。
11日の夏の甲子園では、母校日大三(西東京)が豊橋中央(愛知)に3-2で競り勝ち、初戦を突破した。大会前には記念ジャージーを差し入れ。楽しみにしていた午後の試合も、先発投手陣の調整後、テレビ観戦した。「途中で追いつかれたので大丈夫かなと思ったんですけど最後、ホームランをパーンと打って。すごい選手もいっぱいいるなと。たくましく見えました」と刺激を受けた。
同時にピンチで“アントニオ猪木顔”をする豊橋中央エース高橋大喜地投手(3年)も気になった。「そういう顔をするピッチャーがいるっていうのを画像で見たことがあったんですけど。“ああ、この子か”って。僕はやらないです(笑い)」。北の美白王子と燃える闘魂のコラボは否定も、勝負に気合は不可欠だ。「野球は、気合を入れまくっても空回りする。冷静さも必要。なので、いい具合の気合は大事。そこはバランス良く」。野球用に程よく冷ました闘魂で、タカ追走への1勝を、たぐり寄せる。【永野高輔】