大谷翔平3戦連発の42号ソロも古巣に敗れる エンゼルルスタジアム通算100本目、移籍後は初
<エンゼルス7-4ドジャース>◇11日(日本時間12日)◇エンゼルスタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が、古巣相手に3戦連発の42号アーチを放つなど3打数1安打1本塁打1打点だった。
第1打席は右腕ソリアーノと対戦。カウント3-1から内角のツーシームを強振したが、打球速度100・1マイル(約161キロ)の二ゴロに倒れた。
第2打席は0-2の3回2死、フルカウントから内角低めのナックルカーブで空振り三振に倒れた。
第3打席は0-6の6回無死、3ボールから四球を選んで出塁。1死からフリーマンが遊ゴロ併殺打に倒れた。
第4打席は0-7の8回1死、右腕アンダーソンと対戦。フルカウントから内角の89・5マイル(約144キロ)のカットボールを完璧に捉え、右翼席へ飛び込む42号ソロとした。これがドジャース移籍後、エンゼルスタジアムで放った初アーチで、同球場では通算100本目となった。
3戦連発の一撃は、打球速度100マイル(約161キロ)、飛距離389フィート(約119メートル)、角度は33度だった。
これで今季は打率2割8分4厘、メジャー2位タイ、リーグトップタイの42本塁打、78打点、17盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.013とした。
投げては8試合に登板して0勝0敗、防御率2・37。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。
前回登板の6日(同7日)カージナルス戦では、今季自己最長の4回を1失点8奪三振だった。
次回登板は13日(同14日)、古巣エンゼルス戦を予定している。