「完全にストライクなんですけど」山本由伸が苦しんだ微妙な判定に解説困惑「もう2、3球…」
<エンゼルス-ドジャース>◇11日(日本時間12日)◇エンゼルスタジアム
オリックスやエンゼルス、マリナーズでプレーした長谷川滋利氏(56)が「SPOTV NOW」で解説を務め、山本由伸投手(26)が苦しんだ微妙な判定に言及した。
山本は1回、先頭ネトに95・9マイル(約154キロ)の直球を右中間席へ運ばれ失点。1死で迎えたトラウトの打席では、際どい球が立て続けにボール判定を受け、四球を与えた。
続くウォードに対しても、微妙な判定に苦しみフルカウント。6球目は真ん中低めに95・5マイル(約154キロ)の直球を完璧に決めたと思われたが、ダン・ラソーナ球審の手は上がらなかった。山本は続くモンカダへ投じた初球のカーブを右前へ運ばれ2点目を喫した。
長谷川氏は「もう2、3球すでにストライクの球ありましたよね。完全にストライクなんですけどね…」と困惑した様子だった。
今季は試合前時点で22試合に登板して10勝7敗、防御率はリーグ4位の2・51。前回登板の3日(同4日)レイズ戦で6回途中を無失点と好投し、自身初のメジャー2ケタ勝利を達成した。