ブルージェイズのルーキー左腕、勇気あるスイーパーで大谷翔平から三振奪いメジャー初セーブ
<ドジャース4-5ブルージェイズ>◇10日(日本時間11日)◇ドジャースタジアム
ブルージェイズの新人メーソン・フルーハティ投手(23)が、勇気ある投球でメジャー初セーブを挙げた。
ブルージェイズはこの日、先発のラウアーが大谷翔平投手(31)の41号先頭打者アーチや、フレディ・フリーマン内野手(35)の14号ソロなどで3回3失点で降板。それでも打線はしぶとくドジャース先発のタイラー・グラスノー投手(31)から2点を奪い、6回を終了して2-3と食らいついた。
劣勢の状況にも、シュナイダー監督はドミンゲスやリトルら、勝ちパターンの投手陣を投入。追加点を防ぐと、8回に主砲ゲレロとバージャーの2者連発で逆転に成功した。
直後の8回には、ロドリゲスが2死一、二塁のピンチを招いて降板。守護神ホフマンを投入するも、2者連続四球で同点に追いつかれた。
それでも打線が9回にクレメントのソロで勝ち越し。だが、ホフマンは制球が定まらず、3四球で1死満塁としたところでフルーハティがマウンドに送られた。
ルーキー左腕は、いきなり大谷と対戦。フルカウントから2球ファウルで粘られると、9球目にストライクからボールになるスイーパーを投じて空振り三振。続くムーキー・ベッツ内野手(32)は、カウント1-1から内角のカットボールで三ゴロに仕留めた。
フルーハティはこれがメジャー初セーブ。今季は45試合に登板して4勝2敗、防御率5・15とした。