ドジャースが２位の宿敵パドレスと２ゲーム差に 直接対決は残り６試合でマッチレースは大激戦へ

ドジャース対ブルージェイズ　9回裏ドジャース2死満塁、空振り三振に倒れる大谷（撮影・垰建太）

＜ドジャース4－5ブルージェイズ＞◇10日（日本時間11日）◇ドジャースタジアム

ドジャースが痛恨の逆転負けを喫し、2位パドレスとのゲーム差は「2」に縮まった。

この日は大谷翔平投手（31）の41号先頭打者アーチと、フレディ・フリーマン内野手（35）の14号ソロで2点を先制。2回にもフリーマンが押し出しの四球を選んで3点を奪った。

先発のタイラー・グラスノー投手（31）は、6回途中を2失点と粘投。アンソニー・バンダ投手（32）が1／3、ジャスティン・ロブレスキ投手（25）が2／3、ベン・カスペリアス投手（26）が1／3と細かい投手リレーで逃げ切りを図った。

だが、8回に登板したブレーク・トライネン投手（37）が、ゲレロとバージャーにソロを浴びて逆転。打線はその裏にフリーマンの押し出し四球に同点に追いつくも、9回にアレックス・ベシア投手（29）がクレメントに勝ち越しソロを献上した。

追い込まれた打線は、9回に3四球で1死満塁としたが、大谷が空振り三振、ムーキー・ベッツ内野手（32）が三ゴロに倒れた。

ブルージェイズ投手陣から10安打、13四球も17残塁の拙攻だった。

同地区の2位パドレスは、本拠地でのレッドソックス戦に5－2で勝利。ドジャースとのゲーム差は「2」に縮まった。

ドジャースは15日（同16日）と22日（同23日）から、パドレスとの3連戦を2度予定。打倒ドジャースに燃える宿敵パドレスとのマッチレースは大詰めを迎える。