大谷翔平、逆転サヨナラの絶好機で空振り三振 大逆転負けで41号先頭打者アーチも空砲に終わる
<ドジャース4-5ブルージェイズ>◇10日(日本時間11日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が2戦連発の41号先頭打者アーチを放つなど、3試合連続のマルチ安打を記録した。4打数2安打1本塁打1打点。
「1番DH」でスタメン出場。0-1の第1打席は、左腕ラウアーと対戦した。カウント1-2から低めのカットボールをすくい上げ、体勢を崩されながらも右翼席へ飛び込む41号先頭打者アーチとした。
2戦連発、9試合連続安打となる1発は、打球速度106・3マイル(約171キロ)、飛距離400フィート(約122メートル)、角度25度だった。
第2打席は2-1の2回1死二塁、申告敬遠で出塁した。
第3打席は3-1の4回無死、右腕バーランドと対戦。2ストライクから100・3マイル(約161キロ)の直球に手が出ず、見逃し三振に倒れた。
第4打席は3-2の6回1死、右腕ドミンゲスと対戦。カウント2-2から高めの97・2マイル(約156キロ)の直球を中前に運び、3試合連続のマルチ安打とした。
大谷は2死からスミスの打席で、今季17盗塁目となる二盗に成功。フリーマンの打席で三盗を試みたが、失敗に終わった。
第5打席は逆転を許した直後、3-4の8回1死二塁の好機に申告敬遠で出塁した。
第6打席は4-5の9回1死満塁で、左腕フルーハティと対戦。フルカウントからの9球目、ストライクからボールになるスイーパーにバットが回り、空振り三振に倒れた。
今季は打率2割8分2厘、リーグ2位、メジャー3位の40本塁打、76打点、16盗塁。OPS(出塁率+長打率)1.010とした。
投げては8試合に登板して0勝0敗、防御率2・37。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。
前回登板の6日(同7日)カージナルス戦では、今季自己最長の4回を1失点8奪三振だった。
次回登板は13日(同14日)、古巣エンゼルス戦を予定している。