ドジャースまさかの終盤3発で痛すぎる逆転負け 大谷翔平の2戦連発41号先頭打者アーチも空砲
<ドジャース4-5ブルージェイズ>◇10日(日本時間11日)◇ドジャースタジアム
ドジャースが痛恨の逆転負けを喫し、大谷翔平投手(31)の41号先頭打者アーチが空砲に終わった。
先発のタイラー・グラスノー投手(31)が、立ち上がりに1失点。その直後、大谷が左腕ラウアーのカットボールを右翼席へ運ぶ41号先頭打者アーチを放った。1死からはフレディ・フリーマン内野手(35)にも14号ソロが飛び出し、逆転に成功した。
打線は2回にも、先頭ミゲル・ロハス内野手(36)の二塁打から満塁の好機を演出し、フリーマンが押し出し四球を選んで追加点を挙げた。先発グラスノーは6回途中を2失点と粘投。アンソニー・バンダ投手(32)、ジャスティン・ロブレスキ投手(25)、ベン・カスペリアス投手(26)の細かい投手リレーで逃げ切りを図った。
だが、8回から登板したブレーク・トライネン投手(37)が、ゲレロとバージャーに2者連続アーチを許し、逆転を許した。
打線はその裏に2死満塁の好機を演出すると、フリーマンが押し出しの四球を選んで同点。代打マイケル・コンフォート外野手(32)は、カウント3-1から捕邪飛に倒れた。
試合を振り出しに戻したが、9回から登板したアレックス・ベシア投手(31)がクレメントに勝ち越しソロを浴び、痛恨の黒星となった。
大谷は第1打席から右越え本塁打、申告敬遠、見逃し三振、中安。申告敬遠。9試合連続安打、3試合連続のマルチ安打とした。
第4打席に中安で出塁すると、今季17盗塁目の二盗に成功。三盗も試みたが、滑り込んだ右足が三塁手の左足でブロックされる形となり、不運なタッチアウトとなった。