東海大熊本星翔対北海 5回表東海大熊本星翔無死、福島は左二塁打を放つ(撮影・上山淳一)

<全国高校野球選手権:東海大熊本星翔10-7北海>◇11日◇1回戦

東海大熊本星翔(熊本)が北海(南北海道)を破り、4度目の出場でついに初勝利を挙げた。九州勢はこれで西日本短大付(福岡)、佐賀北(佐賀)、創成館(長崎)、明豊(大分)、沖縄尚学(沖縄)に続き6校目の初戦突破。

3-3で迎えた7回、6点を奪うビッグイニングで試合を決めた。四球、敵失、内野安打で無死満塁の好機をつくると敵失に3本の適時打など打者11人を送る猛攻で6点を勝ち越した。7回にも1点を加え今大会17試合目で初の2桁得点となる10点目を挙げた。

先発の水野右京投手(3年)が5回途中、同点に追いつかれると、2番手の緒方龍之介投手(3年)にスイッチ。8回途中からは3人目の三池祐五投手(2年)を投入し逃げ切った。

北海は7回、守備の乱れからまさかの6失点。酷暑対策で帽子とアンダーシャツを白色に変えて臨んだが2年ぶりの白星はならなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】東海大熊本星翔が4度目出場でついに初勝利 7回にビッグイニング 九州勢6勝目