ドジャース対ブルージェイズ 力投するドジャース先発のグラスノー(撮影・垰建太)

<ドジャース-ブルージェイズ>◇10日(日本時間11日)◇ドジャースタジアム

ドジャースのタイラー・グラスノー投手(31)が、立ち上がりに苦労しながら6回途中を2失点にまとめた。

1回は1死からビシェットに四球を与えると、主砲ゲレロに95マイル(約153キロ)のツーシームを捉えられ、先制の適時二塁打を許した。打線はその直後に大谷翔平投手(31)の41号先頭打者アーチ、フレディ・フリーマン内野手(35)の14号ソロで逆転に成功した。

2回は安打と2四球で1死満塁のピンチを招くも、1番ルークスを遊ゴロ併殺打に打ち取った。その裏に打線が3点目を奪うと、グラスノーは3回からの3イニングを無安打5奪三振と好投した。この時点で球数は75球。

右腕は6回のマウンドにも登場。2死二塁からフランスに適時打を浴びたところで、アンソニー・バンダ投手(32)にマウンドを譲った。バンダはバーショを遊飛に打ち取った。

グラスノーは5回2/3を86球、4安打4四球2失点。8奪三振を記録した。

今季は右肩の炎症で4月下旬から負傷者リスト(IL)入り。7月9日(同10日)のブルワーズ戦で復帰した。

試合前時点で10試合に登板して1勝1敗、防御率3・06。白星を挙げれば3月31日(同4月1日)のブレーブス戦以来、132日ぶりとなる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 グラスノー、6回途中を2失点の粘投 中盤からペースアップ8奪三振で132日ぶりの勝利なるか