【西武】回またぎの中村祐太つかまる 西口監督「12回まで計算した中で誰を複数いかせるか」
<西武4-9楽天>◇10日◇ベルーナドーム
西武は3戦連続の2桁安打を放ったが、逆転負けで3連勝を逃した。
西口文也監督(52)監督は「ちょっともったいないというか、イニング先頭としっかり勝負できなかった結果」と約1カ月ぶりの1軍登板で4回途中3失点で降板した菅井信也投手(22)について振り返った。
試合が決まったのは同点の7回。回またぎした中村祐太投手(29)が勝ち越しを許した。1死から2四球と三塁への内野安打で満塁を招くと、5番フランコの右前適時打で勝ち越し点を献上。8回には5番手のボー・タカハシ投手(28)が楽天打線につかまり一挙5失点。終盤にリードを広げられた。
西口監督は継投について「12回まで計算した中で誰を複数いかせるかっていうところで祐太にいかせたってところですね」と説明。中村祐は試合前時点で防御率0・77と安定感があった。6回を3者凡退で抑えていただけに「2イニング目は先頭を取って四球、ヒット、四球。その四球2つがやっぱりもったいない。しっかり勝負して欲しかったというところですね」と言葉を絞り出した。