会見終了時、頭を下げる広陵高校の堀正和校長(撮影・加藤孝規)

暴力事案をめぐって広陵(広島)が10日、第107回全国高校野球選手権大会の2回戦以降の出場辞退を発表した。午後1時過ぎに堀正和校長が兵庫・西宮市内で会見を開き、その後は広島に戻って同校で保護者会を行った。

終了後に再び会見を開き、中井哲之監督(63)について「中井先生においては当面の間、指導から離れてもらう。それが何日なるかは、決めているところです。そういった話は私からさせていただきました」とし「今、一番必要なのは野球部(の選手)は全員が寮(生活)ですから。寮の環境、そして運営の体制を調査していく必要がある」と調査期間中は指導しない方針を明かした。

また、新チームの始動日について「始動をいつからというのも、早急に対応を考えていかなければ」と明かした。

会見前には堀校長、理事長らが選手に一連の経緯を説明した。退部希望者などがいたか? を問われ「一切、そのようなことは聞いておりません」と説明した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】出場辞退の広陵・堀校長 新チーム始動日は「早急に対応」中井監督は当面指導から離れる