「本当に陰のMVPです」MLB評論家、ドジャースの若い２投手を大絶賛「この２人なくして…」

AKI猪瀬氏（2025年3月撮影）

＜ドジャース9－1ブルージェイズ＞◇9日（日本時間10日）◇ドジャースタジアム

MLB評論家のAKI猪瀬氏が「SPOTV NOW」で解説を務め、ドジャースの若い2投手を「陰のMVP」と称した。

この日は左肩の故障明けの先発ブレーク・スネル投手（32）が、5回を無失点10奪三振で降板。6回は新加入ブロック・スチュワート投手（33）が登板し、7回からは左腕ジャック・ドライヤー投手（26）が2イニングを1失点に抑えた。

AKI猪瀬氏は「今日のドライヤーと昨日投げたカスペリアス、この2人が本当に陰のMVPですからね。この2人なくして今年のドジャース投手陣は語れないですからね」と話した。

新人のドライヤーは、今季46試合に登板して2勝2敗、防御率2・98。メジャー2年目のベン・カスペリアス投手（26）は、今季35試合に登板して7勝4敗、防御率4・83。両投手とも先発とリリーフの両方をこなし、故障者が続出した投手陣を支え続けている。

ドライヤーは3月19日のカブス戦（東京ドーム）でメジャーデビュー。1イニングを投げて2安打1失点だった。AKI猪瀬氏は「東京ドームでデビューした時には、ずっとメジャーで帯同できるとは思っていなかったです。ルーキーですから、故障者が戻ってくれば契約上、真っ先に下（マイナー）に落とされるような感じでしたけどね。それを自分の力で、地位を築きましたよね」と語った。