【中日】井上監督8回橋本侑樹は「松山は使わないと決めていた」守護神連投回避のため/一問一答
<中日5-6広島>◇10日◇バンテリンドーム
中日が広島に敗れ1日で5位転落となった。8月は3カードすべて負け越しで借金は10となった。1点リードの8回に橋本侑樹投手(27)を投入したが無死一塁から末包に同点二塁打を打たれ、1死三塁から菊池に勝ち越しの左犠飛を許した。井上一樹監督(54)は「松山は今日は使わない」と故障明けの守護神の連投はさせないと決めた中での1戦だったことを明かした。試合後の井上監督の一問一答は以下の通り。
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-8回橋本が逆転された
「あそこの場面で、こちら側として、流れ的に今日はもう…いや、もちろん『松山を使うんであれば』っていうところだけども、『今日使わない』っていうふうにもう決めてたんで、そうなるとやっぱり8回に清水で9回に松山っていうのがちょっと成り立たないっていう流れの形」
-故障明けでまだ連投は
「そうだね、そこはちょっとあんまり登録してすぐいきなり無理させるのもどうかなと思ってる」
-最近、救援陣に負けがついている
「いやいや、そこはもう俺も十分に意識はしてるし、かといって、例えば俺が怒鳴って叱って『こうやろ、ああやろ』って言ったところで、じゃあピッチングがものすごくまた良くなって、打者を封じるっていう形になるんであれば、そらなんぼでもしますけど、やっぱり生身の人間がやることなんで、打たれようと思って投げてるわけじゃないし、そこで萎縮されてしまって『球が放れません』っていう状態になってしまっても困るんで、そこはやはり『次はいけるぞ』というような形で尻をたたくというか、そういった形のものを続けていれば、いつか応えてくれるのかなというふうな。そこは信じてます」
-先発松葉は2被弾で4失点
「そうだね。結局、初回の用意ドンのソロホームランっていうのは、『おい!』っていうふうに思いましたけど、ただ、そこでもう1回ハッと目が覚めて、そこから頑張った。ある意味、あのソロホームランがあって、2回、3回、4回っていうピッチングが生まれたのかなとは思うし、ただ、あそこのミスがあったところでの3ラン、あれはちょっとこっちも計算外だったね」
-ミスは6回1死二塁で坂倉の投手へのゴロで二塁走者を挟んだが刺せなかった
「ランダウンプレーとかね。いろいろ深堀りすれば要因はあるけど、まあまあ、トータル的に言えばミスってことだよね」
-8回、代走樋口のタイミングがワンポイント遅れたようにも
「いや、チェイビスは足は速い、実は。結局負けてる段階で、じゃあ9回にも、もう1回、もう一波乱があった時に、もう1枚、やっぱり残しておきたいなっていうのが、ちょっと後手を踏んじゃったんだけど、あそこは全然、普通にチェイビスに任せててもよかったんだけども、とっさのそういう判断っていうなことがあった時に、やっぱ代えた方がいいかなっていう形で」