川崎F対福岡 前半、福岡碓井(中央)にファウルし退場となった川崎Fウレモビッチ(撮影・江口和貴)

<明治安田J1:川崎F2-5福岡>◇9日◇第25節◇U等々力

川崎フロンターレが本拠地でアビスパ福岡に2-5で逆転負けし、2連敗を喫した。前半だけで2人の退場者を出す苦しい展開で、勝ち点を落とした。

幸先よく先制に成功した。前半4分、MF橘田健人(27)がペナルティーエリア正面からミドルシュートをゴール右に決めた。

しかし、同15分に新加入のDFウレモビッチ(28)が相手FWへ危険なタックルを見舞って一発退場。1人少ない中での戦いを余儀なくされた。

すると同24分にセットプレーから失点。直後の同27分にエリソンが粘って追加点を奪うも、同36分に再びセットプレーから追いつかれた。前半追加タイムにはDFファンウェルメスケルケン際(31)が相手のカウンターを防いでこの日2枚目のイエローカードを受けて退場。後半45分間を相手より2人少ない中で戦うこととなった。

数的不利な後半は防戦一方となる。自陣を固めて耐えていたが、同23分にペナルティーエリア内で橘田が相手を倒したとしてPK判定に。これをきっちり沈められて逆転を許した。

新加入FWロマニッチ(27)、日本代表MF大関友翔(20)、MF家長昭博(39)ら攻撃的な選手を投入して反撃を試みるも相手ゴールをこじ開けることはできず。逆に終盤に失点を重ねて今季ワーストの5失点大敗となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【川崎F】前半で2人退場響く…先制も福岡に今季ワースト5失点で大敗 痛恨2連敗