【甲子園】市船橋吹奏楽部、新曲SUPER EIGHTの「ブチ★I GOT IT」で後押し
<全国高校野球選手権:市船橋-明豊>◇9日◇1回戦
0-5の7回裏、市船橋の一塁側アルプス席から、今夏から演奏しているSUPER EIGHTの「ブチ★I GOT IT」が流れた。1死一、二塁とチャンスを拡大。今度は映画にもなったチャンステーマ「市船Soul」が甲子園に響き渡った。2死二、三塁となって打席には満崎隆一郎内野手(3年)。球場中を巻き込んだ「市船Soul」を背に、直球を打ち返し一塁への適時内野安打で、1点を返した。
今夏から「ブチ★I GOT IT」を採用した。応援リーダーの樋口暉人内野手(3年)は「チャンスを広げる曲を増やしたいと思った」と、夏の大会前にチームメートとYouTubeでいろいろな曲を調べ「テンポがいい。市船に合っていると思いました」と、チーム全員で話し合って決めた。
6月後半の夏の大会開始直前だったため、吹奏楽部とダンス部が急いで練習。「楽器で演奏しやすく調を変えました」と顧問の高橋健一先生。野球部も、SUPER EIGHTのミュージックビデオを何度も見返し、振り付けを練習した。樋口は「バイクを運転する振り付けが特徴。ノリのいい曲なので、盛り上がります!」と話した。
「ブチ★I GOT IT」で攻撃に火をつけ、伝統の「市船Soul」でチャンスをつかみ、応援で選手たちを後押しした。