【阪神】長坂拳弥「脳振とう特例」で抹消…試合前練習でボール直撃 原口が代替指名選手で昇格
<阪神-ヤクルト>◇9日◇京セラドーム大阪
阪神長坂拳弥捕手(31)が、「脳振とう特例」で出場選手登録を抹消された。
この日、試合前練習中にボールが直撃した。
脳振とう特例措置は16年にスタートした制度。出場選手登録を抹消された選手は、NPBが定めるガイドラインに沿って復帰プログラムを行う必要がある。医師の許可があれば10日未満でも再登録できる。
10日未満で再登録される際は、代替指名選手と交代する。代替指名選手はその後、10日を待たずに再び昇格できる。
代替指名選手として、原口文仁内野手(33)が出場選手登録された。
前川右京外野手(22)も、1軍に昇格した。
2年連続開幕スタメン入りを果たした若虎だが、7月21日に今季2度目の出場選手登録抹消。ここまで1軍では60試合に出場し、打率2割3分1厘で本塁打はまだない。
2軍降格後は、ウエスタン・リーグ9試合に出場した。期間中は8試合で安打をマークし7打点。前回出場した3日の同オリックス戦では4安打で満塁弾も放っていた。
代わって島田海吏外野手(29)が、今季4度目の出場選手登録抹消となった。
7月1日に1軍昇格し、守備固め等として出場。7月13、15日にスタメン出場した際は安打を放っていたが、前日8日のヤクルト戦では「8番右翼」で先発出場も5打数無安打だった。