ローリーが43号逆転3ラン、ジャッジに6本差をつけ独走 6試合ぶり一発でシーズン60本ペース
<マリナーズ3-2レイズ>◇8日(日本時間9日)◇Tモバイルパーク
マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が、6試合ぶりの今季43号3ランを放った。これでア・リーグ2位の37本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手と6本差をつけ独走。ナ・リーグ1位の41本塁打を放っているフィリーズの指名打者カイル・シュワバーとは2本差となった。
ローリーは本拠地でのレイズ戦に「2番捕手」で出場し、0-2の8回2死一、二塁で迎えた第4打席。2ボールから3番手右腕ジャックスの低めスイーパーをすくい上げ、右中間スタンドに逆転3ランを運んだ。大熱狂のカーテンコールの中ベースを1周し、ベンチでチームメートから祝福された。本塁打は7月31日のレンジャーズ戦で放ったソロ以来。この日は4打数1安打3打点で、今季打率2割4分8厘、43本塁打、93打点、OPS.941とした。
これでチーム116試合目で43本塁打となり、年間では60.1本ペース。捕手で出場した試合では今季35本目で、ア・リーグでは99年イバン・ロドリゲスと並んで最多となった。
この1発でマリナーズは逆転勝利し5連勝。今季64勝53敗となり、貯金を今季最多の「11」に伸ばした。ア・リーグ西地区では首位アストロズと1.5ゲーム差、ワイルドカード争いではレッドソックスに次ぐ2位につけている。