ベッツ「この結果を引き出してくれたのは…」妻の誕生日に12号2ランなどで133日ぶり3打点
<ドジャース5-1ブルージェイズ>◇8日(日本時間9日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が、妻の誕生日に133日ぶりとなる1試合3打点を記録した。
「2番遊撃」でスタメン出場すると、1回無死一塁でレジェンド右腕マックス・シャーザー投手(41)から中前打。これで3試合連続の安打とした。
0-1の5回には、2死から大谷翔平投手(31)が右越えのエンタイトル二塁打で出塁。ベッツはシャーザーが投じた初球のスライダーを完璧に捉え、6月7日(同8日)以来の1発となる逆転の12号2ランを放った。
ベッツは2-1の7回無死一、三塁で痛烈な遊ゴロを放つと、相手野手の野選を誘い3打点目をマーク。1試合3打点は3月28日(同29日)以来、133日ぶりとなった。
試合後には現地放送局「スポーツネットLA」のインタビューに「久しぶりにインタビューを受けたよ。前を見て進んで行くだけ、チームが勝てればそれでいいんだ。この結果を引き出してくれたのは、誰よりも妻ですね」と話した。この日は妻のブリアンナ夫人の誕生日だという。
今季は体調不良やアクシデントによる骨折、身内の不幸などもあり、キャリアワーストレベルの成績に落ち込んでいた。本拠地ドジャースタジアムに詰めかけたファンからは「レッツゴー! ムーキー」と声援が送られ、5日(同6日)のカージナルス戦では、26打席ぶりの安打を放った。
直近3試合では6安打をマークするなど、復調の兆しを見せている。
今季は打率2割3分9厘、12本塁打、51打点、8盗塁。OPS(出塁率+長打率).680とした。