ドジャースがベッツの逆転弾でレジェンド投手マッチに勝利 大谷翔平は54日ぶりの1試合3安打
<ドジャース5-1ブルージェイズ>◇8日(日本時間9日)◇ドジャースタジアム
ドジャースが不振に苦しむムーキー・ベッツ内野手(32)の1発などで、レジェンドマッチを制した。
この日の先発はドジャースがクレイトン・カーショー投手(37)、ブルージェイズがマックス・シャーザー投手(41)。ともにメジャー200勝、3000奪三振超えのレジェンド投手で、殿堂入り確実の両雄が投げ合った。
ドジャースは1回に大谷翔平投手(31)とムーキー・ベッツ内野手(32)の連打から、2死満塁の好機を演出するも無得点。その直後にカーショーが先制点を許した。
打線は0-1の5回、無死から安打で出塁したアンディ・パヘス外野手(24)が、アレックス・フリーランド内野手(23)の打席でスタートを切るも、一邪飛で戻りきれず痛恨の併殺。チャンスがついえたかに見えたが、大谷が右越えのエンタイトル二塁打を放つと、不調のベッツが7月5日(同6日)以来の1発となる12号逆転2ランで試合をひっくり返した。
カーショーは6回を7安打1四球も1失点の好投。打線は7回に大谷の安打などで好機を演出すると、押し出し四球やテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)の犠飛で3得点。リリーフしたバンダやベン・カスペリアス投手(26)らのリレーでリードを守り切った。カーショーは6勝目(2敗)をマークした。
大谷は第1打席から中安、二ゴロ、右越え二塁打、右安。6月15日(同16日)ジャイアンツ戦以来、54日ぶりの1試合3安打を放った。