聖隷クリストファー対明秀学園日立 試合は始まったが応援団の席がぽっかりと空席のままの一塁側明秀日立応援席(撮影・加藤哉)

<全国高校野球選手権:明秀学園日立1-5聖隷クリストファー>◇9日◇甲子園

3年ぶり2度目出場の明秀学園日立(茨城)が、初戦敗退した。3年ぶりの甲子園勝利はならなかった。

1回に先制を許すと、3回に追い付いたが、6回に勝ち越され、8回にはさらに3点を失った。

試合前、金沢成奉監督(58)が「将来プロにいけるようなピッチャーで、多分今まで県内では見たことのないようなストレートだと思います。いいピッチャーだと思います」と評していた聖隷クリストファー(静岡)の好左腕、高部陸(2年)を打ち崩せなかった。

試合前半は、スタンドからのブラスバンド応援がなかった。午前11時20分過ぎに大会本部は「明秀日立の学校応援団の一部(吹奏楽部など約260人)は、天候不良のために前夜の出発が遅れ、高速道路の事故渋滞、お盆渋滞にも巻き込まれて到着が遅れています。間もなく到着の予定ですのでお知らせします」と発表。6回からは応援が始まったが、期待の声に応えることはできなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】明秀日立、3年ぶりの甲子園勝利逃す 天候不良&お盆渋滞で5回まで応援団不在