ドジャース対ブルージェイズ 1回裏ドジャース無死、中前打を放つ大谷(撮影・垰建太)

<ドジャース-ブルージェイズ>◇8日(日本時間9日)◇ドジャースタジアム

強力ドジャース打線が、レジェンド右腕に先制の絶好機を制圧された。

ブルージェイズの先発は、レジェンド右腕のマックス・シャーザー投手(41)。先頭の大谷翔平投手(31)がカーブを中前に運ぶと、続くムーキー・ベッツ内野手(32)が94・5マイル(約152キロ)の直球を中前にはじき返した。

いきなり先制機を演出するも、フレディ・フリーマン内野手(35)が空振り三振。続くウィル・スミス捕手(30)が放った左翼フェンス際の大飛球を、シュナイダーがフェンスに激突しながら好捕した。

マックス・マンシー内野手(34)が四球で2死満塁と好機を広げたが、テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)がスライダーを振らされ、空振り三振に倒れた。

シャーザーは立ち上がりを、最速96・1マイル(約155キロ)の直球にスライダーなどで封じた。

シャーザーはサイ・ヤング賞を3度獲得したレジェンド右腕で、最多奪三振は3度、最多勝利は4度。ノーヒット・ノーランは2度達成し、現役2位のメジャー通算3451奪三振を記録している。この日のドジャースはレジェンド左腕のクレイトン・カーショー投手(37)が先発で、米野球殿堂入り確実の名投手同士の投げ合いとなった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャース大谷翔平&ベッツ連打も先制ならず 41歳レジェンド右腕が155キロ速球などで制圧