菅野智之が9勝目 7回1失点の好投 最速152キロ「スプリットが効果的に使えた」
<オリオールズ3-2アスレチックス>◇8日(日本時間9日)◇オリオールパーク
オリオールズ菅野智之投手(35)は、7回5安打1失点2四球4奪三振と好投し、今季9勝目(5敗)を挙げた。
立ち上がりの初回は、わずか7球で3者凡退と、好スタートを切った。
3点の援護を受けた直後の2回は、2死から四球を与えたものの、後続を打ち取った。
3回は無死から連打を浴びたが、後続を二ゴロ併殺、死球後に三振に仕留め、ピンチを脱した。
4回は、わずか3球で3者凡退。
5回は、先頭に二塁打を浴び、1死から犠飛を許し、1点を失った。
6回は、2安打で走者を背負ったものの、無失点で切り抜けた。
7回は、先頭を四球で歩かせながらも、冷静に後続の打者3人を打ち取り、3-1と2点のリードを保って救援陣にバトンを託した。
球数は91球。
最速は94・4マイル(約152キロ)。
防御率は4・24。
試合後は、地元メディアに対応。「今日はスプリットが効果的に使えたと思うし、いろんなコマンド(制球)が最近機能しているのでその結果だと思います」と振り返った。
その一方で、正捕手ラッチマンが故障から復帰したことについて、「アドリー(ラッチマン)の復帰が僕の中では大きくて、彼がうまくリードしてくれている」と、若い女房役の働きをたたえていた。