中日対広島 試合終了、スタンドにあいさつする井上監督(撮影・森本幸一)

<中日2-3広島>◇8日◇バンテリンドーム

中日が延長10回に自滅し広島と入れ替わり5位に転落した。借金は10となった。決勝点は暴投だった。延長10回1死三塁。マウンド上でジュニオル・マルテ投手(30)と山井投手コーチ、内野陣が話を終えた直後、二俣への初球が外角へ大暴投となった。9回に細川成也外野手(27)が起死回生の同点11号2ランを放ったが空砲となった。

試合後、井上一樹監督(54)の一問一答は以下の通り。

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-最後はバッテリーミスで

「そうだね。そういうところだな。結果的に敗戦ムード濃厚だったところでタカシ(細川)がパカーンと、ああいうふうに打って『勝機あり』というところだったんだけども。そういったところでのバッテリーミスというのは、それでこっちが潤うこともあれば、決定的なダメージとなって敗戦につながるっていう。マルテが投げたとかバント処理だったりとかそういった、その他もろもろの小さなミスが、不安要素がちょっと出ちゃったかなという感じ」

-2回は三塁手チェイビスがゴロにチャージせず内野安打に、一塁手ボスラーも強いゴロを止められなかった

「結局、記録的にはE(失策)になってないでしょ? ジェイソン(ボスラー)のやつでもチャビ(チェイビス)のやつでも。やっぱりあれが痛かったね。結局。今日はカイル(マラー)が投げているから頭の方に(助っ人が)3人並んじゃっていたというところはある。ただやっぱりそこは何かしらの隙がチャビにしてもジェイソンにしてもあったっていう。それが、ある意味カイルはかわいそうだったかなと思う」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】井上監督、2回の助っ人陣の守りに「記録的にはEになってないでしょ?」/一問一答