【日本ハム】首位攻防戦3戦目先発に最速157キロ孫易磊を抜てき、首位再浮上の起爆剤に
1ゲーム差で首位を追う2位日本ハムが真夏の天王山第2ラウンドで新たな刺客を送り込む。
9日から始まるソフトバンクとの首位攻防3連戦(みずほペイペイドーム)の先発は加藤貴、伊藤に続いて、3戦目となる11日の先発に“台湾の至宝”こと孫易磊(スン・イーレイ)を投入。プロ初先発となる20歳の2年目右腕は「いつも通りの自分のピッチングができればと思います」と意気込んだ。
12球団断トツの完投数「20」を誇る強力先発陣は、自然体で臨む。今カードへ向けて大きな先発ローテの組み替えはない。初戦を任される加藤貴は中7日で2戦目の伊藤は中6日。ともに後半戦が始まった時に、22日からの天王山第3ラウンドも見据えて週末カードに配置されていた。
そこに成長著しい孫易磊を抜てきして、首位再浮上への起爆剤とする。5月に育成から支配下登録された最速157キロ右腕は、リリーフとして7試合に登板。6月中旬からは2軍で先発調整を進めていた。かねて新庄監督も「イーレイも順調」と期待していた中で、満を持して送り込む。
7月末の天王山第1ラウンドでは山崎、北山、達を投入したが、1勝2敗で首位陥落。先発の顔ぶれを一新し、リベンジする。