7月度月間MVPを受賞し会見する細川(撮影・森本幸一)

中日細川成也外野手(27)が8日、2025年7月度の大樹生命月間MVP賞・セ・リーグ打者賞に選ばれ、バンテリンドーム内で会見を行った。

23年5月度以来2度目の受賞で、中日選手の受賞は今季初。

7月は21試合に出場し打率3割3分3厘、6本塁打、17打点と4番としてチームを引っ張った。「なかなか取れるものじゃないので。けがもあってなんとか巻き返さないとという思いでやってきた」。今季は開幕から不振で5月5日DeNA戦で右太もも裏を痛め約1カ月半離脱。6月19日に復帰し、7月からエンジン全開となった。

7月9日巨人戦(福島)では、2点を追う9回2死から巨人の守護神マルティネス相手に逆転3ラン。そこからチームは7連勝した。「すごく集中していて、自分でもどうやって打ったか覚えていない。ああいう場面で出たのは一番大きい。そこからチームも連勝したし、今後もああいう場面で打ちたい」。

まだAクラスの可能性は残る。「何とか入れるように」。4番がバットで12年以来のクライマックス・シリーズ(20年は3位もコロナ禍で開催されず)へチームを引っ張る。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】細川が月間MVP7月度セ打者賞受賞「けがから巻き返さないとという思いでやってきた」