障害者選手に全日本推薦枠=24年から3団体男女に―卓球
時事通信社 2022年12月17日 20:25:32
日本卓球協会は17日に理事会を開き、日本肢体不自由者協会、日本知的障がい者連盟、日本ろうあ者協会の各パラ卓球団体に、2024年の全日本選手権から男女1枠ずつ(計6人)のシングルス推薦枠を与えることを決めた。宮崎義仁専務理事は「卓球の歴史をひもとけば、障害者だから弱いと決めつけるのはおかしい。各加盟団体のトップ選手を参加させるべきだ」と語った。 24年パリ五輪の代表選考については、国際卓球連盟(ITTF)が世界ランキングの上位選手にシングルス出場権を与えるとした予選方式の文書を10月付で修正。日本協会が進める国内大会重視の選考が可能と解釈できる内容になり、馬場美香強化本部長は「(主張は)おおむね受け入れられたと思う」とした。ITTFに詳細を確認中であることから、選手選考基準の正式承認は見送った。 (了)【時事通信社】
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