ボール奪取で貢献した遠藤は「もっと存在感を出せればよかった」と淡々と振り返った。前に出る姿が多く見られ、鋭い縦パスを通す場面も。後半早々にはこぼれ球を拾い、ペナルティーエリア手前から惜しいミドルシュート。守田と共に中盤を安定させた。 PK戦では5人目を務める予定だったという。自身に出番が回ってくる前に敗退が決まり、「チームとしての結果」と受け止めた。4年前のロシア大会ではピッチに立てなかったが、欧州へ渡り大きく成長。「欧州でやる選手がもっと増えないといけない。まだベスト8に行くには足りなかった」。底上げの必要性を強調した。 (アルワクラ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、競り合う遠藤(右)とクロアチアのコバチッチ=5日、アルワクラ