王者フランス、ブラジルなど軸=日本は前回準Vクロアチアと―W杯サッカー・決勝トーナメント展望
時事通信社 2022年12月03日 10:13:05
【ドーハ時事】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は3日から、1次リーグを突破した16チームによる決勝トーナメントが始まる。連覇に挑むフランス、最多6度目の優勝を目指すブラジルなどが優勝争いの軸。2大会連続の16強入りを果たした日本は、前回大会準優勝のクロアチアと対戦する。 けが人続出も強さを示す王者フランスはポーランドと対戦。勝てばイングランド―セネガルの勝者と当たる。負傷したネイマールの復帰を待つブラジルは、劇的な逆転劇で勝ち上がった韓国との顔合わせ。勝てば日本―クロアチアの勝者とぶつかる。ドイツ、スペインから金星を挙げて勢いに乗る日本は初の8強入りを目指す。 1回戦の注目カードはモロッコ―スペイン。強豪のクロアチアとベルギーが入ったF組で首位通過と快進撃を見せるアフリカのダークホースが、若きタレントがそろう2010年大会覇者に挑む。勝った方が、5大会連続ゴールを達成したロナルドを擁するポルトガル―スイスの勝者と当たる。 メッシが大黒柱のアルゼンチンは、4大会ぶりに16強入りしたオーストラリアとの対決。南米王者は黒星スタートから立て直し、調子は上向きだ。2大会ぶりの出場で勝ち上がったオランダは、ガクポが4戦連発を狙う。ここまでPKによる1失点のみと奮闘する米国の守備を崩せるか。 (了) 【時事通信社】
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