最前線で先発した上田はプレーにやや硬さがあった。開始早々のチャンスではシュートまで持ち込めず、パスを収め切れない場面もあった。中盤付近まで戻って守備をするなど、献身的にプレーしたものの、ハーフタイムで交代となった。 動きだしのうまさと多彩な得点パターンが持ち味で、鹿島で得点を量産。移籍したベルギーでも活躍している。「FWの価値が求められる。価値を示すチャンス」と話していたが、ほろ苦いW杯デビューとなった。 (アルラヤン時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、競り合う上田(右)=27日、アルラヤン