状態が心配された遠藤が不安を一掃するプレーを見せた。適切な距離感でボールを回すドイツに対応し、両サイドの低い位置まで広くカバー。持ち味の対人の強さを発揮してボールを奪い、チャンスにつなげる場面もあった。  8日に所属チームの試合で頭部を強打し、緊急搬送された。直前のカナダとの強化試合こそ欠場したが、大事な初戦には間に合わせた。4年前、ロシア大会で出場できなかったことを糧にチームの中心になるまで成長した29歳は「4年間でやってきたことをシンプルにぶつけるだけ」。いつもと変わらぬ安定感を見せた。 (ドーハ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、競り合う遠藤(左)とドイツのムシアラ=23日、ドーハ
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 遠藤、不安なくプレー=W杯サッカー