【アルホール時事】20日に行われたワールドカップ(W杯)カタール大会の開幕戦で、今大会から初めて導入された、映像を利用してオフサイド判定を半自動化するシステムが発動した。 前半3分にゴール前の混戦からエクアドルのバレンシアがゴールネットを揺らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によりオフサイドとされ、今大会第1号ゴールは幻となった。 国際サッカー連盟(FIFA)が出した日本語版マッチリポートによると、一連のプレーは「セミ・オートメイテッド・オフサイド・システム」による判定からVARによる映像確認でオフサイドと判断したという。中継映像には当該シーンを再現した3Dアニメが数回流された。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕カタール戦の前半、エクアドルのバレンシア(中央)がヘディングシュートでネットを揺らすも、ゴールは認められず=20日、アルホール(AFP時事)