【アルホール時事】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は20日、アルホールで開幕し、1次リーグA組のエクアドルが開催国で初出場のカタールに2―0で快勝した。初の中東開催となる4年に1度の祭典は32チームが参加。決勝は12月18日に行われる。 エクアドルは序盤から優勢に進め、バレンシアが前半16分にPKを決めて先制。同31分には再びバレンシアが加点した。カタールは大観衆が詰め掛けたW杯初陣を白星で飾れなかった。エクアドルは勝ち点3、カタールは同0。 試合に先立って行われた開会式では、韓国の男性音楽グループBTSのジョングクさんが大会公式ソングを披露。歴代の大会マスコットも登場し、会場を盛り上げた。 1次リーグE組の日本は23日の初戦でドイツと当たり、2大会連続の決勝トーナメント進出を懸けた戦いが始まる。次回2026年大会から出場チーム数が48に拡大されるため、現行方式での実施は今大会が最後となる。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕開幕戦でエクアドルに敗れ、肩を落とすカタールの選手=20日、アルホール