大相撲九州場所は13日、福岡国際センターで初日を迎える。12日は恒例の土俵祭が行われ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、審判部の親方らが土俵の安全を祈願した。 両膝の手術を受けた横綱照ノ富士が休場。九州場所担当部長の境川親方(元小結両国)は、熊本県出身で大関かど番の正代の奮起に期待し、「(正代は)何が何でも。役力士はどんどん場所を盛り上げてもらいたい」と述べた。 コロナ下ながら、7月の名古屋場所と同様に観客数の上限を設けずに開催される。境川親方は「場所が始まると、皆さんがチケットを求めてくれると思う」と話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕九州場所初日を翌日に控え、安全を祈願して行われた土俵祭=12日、福岡国際センター