昨夏の東京五輪・パラリンピックで高まった機運を継承して16日に初開催される東京レガシーハーフマラソンの出場選手が14日、発着点の東京・国立競技場で記者会見した。7月の世界選手権で男子マラソン13位の西山雄介(トヨタ自動車)は、2024年パリ五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得しており、「来年のMGCのコースになるかもしれない。レースペースで体験することが大事」と狙いを明かした。 東京パラの女子マラソン(視覚障害)で金メダルの道下美里(三井住友海上)は「最後の上り坂を笑顔で上れれば、必ず自己ベストにつながる」と意気込みを示した。 東京パラのマラソンコースを活用した21.0975キロで行われる。男子マラソンでともに東京五輪代表の中村匠吾(富士通)と服部勇馬(トヨタ自動車)、元日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)は欠場する。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕東京レガシーハーフマラソンを控え、記者会見する西山雄介=14日、東京・国立競技場 〔写真説明〕東京レガシーハーフマラソンを控え、記者会見する道下美里=14日、東京・国立競技場