玉鷲が、通算連続出場で歴代3位に並んだ節目を豪快な白星で飾った。佐田の海を一気に押し出し、持ち味を存分に発揮。「久しぶりに電車道。本当によかった」。館内は温かい拍手で37歳の奮闘ぶりをたたえた。 先場所は初めて休場を経験したが、新型コロナウイルス関連だったことから記録は継続扱いに。丈夫で長持ちの要因は「皆さんの支え」と言い切る。1敗で優勝争いに加わる中、「自分の相撲が取れればいい」と気負いはない。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕玉鷲(左)は佐田の海を押し出しで下す=18日、東京・両国国技館